はじめに
11月10日(日)9時30分。僕は東京競馬場の入場ゲートにいた。
競馬場に来るのは今回で3回目である。僕は競馬の素人だが、小学校からの友人達が好きで、偶に来ることがある。今回もその付き合いで来ることとなった。
競馬素人でも競馬場は楽しい。馬が見れるし、予想が当たれば金が増えるし、1日中楽しめるし、たくさん歩くから痩せるし、酒が飲める。
パドックで馬を見よう
東京競馬場は入場口から、すぐにパドックがある。パドックとはレースに出走する馬がスタッフに引かれて周回する場所である。馬を近くで見ることができるのでテンションが上がる。あまりに近くで見れるので馬糞の匂いも漂ってくる。
馬が等間隔で同じペースで歩いているだけなのだが、全然飽きない。
パドックで馬の調子を予想しよう
馬券は1枚100円から購入できる。とてもお手頃価格だ。ちょっとしたゲームセンター感覚で楽しめる上に予想が当たればお金がリターンされるのだからすごい。万馬券を当てられると100円が10,000円になるのだから、夢がある。
ただ、競馬とは情報が全てだ。馬の血統や騎手、戦歴などの情報から勝利を予想するのが本来の楽しみ方である。素人には情報で予想することは難しい。
素人の僕ができることは、パドックでその日の馬の調子を見極めることだけだ。馬の首の動き、馬を引いているスタッフの歩き方、騎手が乗るタイミングなど、その馬の調子を見て判断した。そして、一番調子の良さそうな馬に単勝で賭ける。単賞とは1位になる馬を当てる賭け方だ。これがシンプルでレースを見る時もわかりやすくて楽しかった。
午前中のレースは2歳の未勝利の馬が出馬する。つまり、レース経験の浅い馬ということになる。そのためか、調子が勝敗を分けることが多いようで、予想が的中することが多かった。
レースを見よう
パドックで馬を見た後は、馬券を買って、コースを見に行く。レースが始まると、馬が全力で走る。馬が全力で走る姿を見るのは爽快だ。足音が離れているのに良く聞こえる。一瞬で目の前を走り抜け、どの馬がゴールするのかという興奮がある。
万馬券を狙おう
午後のレースとなると、経験が多い勝利している馬の出走になる。そのためか、調子の影響よりも騎手の力量や馬の力量が影響する気がした。つまり、玄人向けの情報戦になってくる。素人では楽しむのが難しくなってくる。
なので、午後からは万馬券を狙うのが楽しい。馬の調子をみつつ、この馬が勝てば100円が10000円になりそうなものを狙う。実際、この日も万馬券が出た。一発を狙うという感覚がとてもわくわくした。
酒を飲もう!!
競馬場にはたくさんの売店がある。お酒や食べ物がたくさん売っている。飲み食いしながらレースやパドックを見るのが楽しい。なんんら、馬券が当たった金で飲み食いするのが最高だ。
痩せよう!!
競馬は10時から16時まで12レースある。その間、パドックで馬を見て、馬券を買って、レースを見て、パドックで馬を見て、馬券を買って、レースを見て、を繰り返す。そうすると、かなりの歩数になる。この日は競馬場だけで15000歩ほど歩いていた。
まとめ
今回は入場料200円。12レース×100円。ビール700円×2。ラーメン1000円。煮込み600円。賞金400円。計4500円ぐらいで1日遊ぶことができた。もっと当てることができれば、さらにコスパが良くなる。また競馬場に機会を作っていきたい。
毎週大穴に100円を賭ければ、いつか万馬券を当てられるのでは?と淡い期待をしてしまっている。